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エデンの物語

創世記によれはエデンの園は「東のかた」にあり、園の中央には生命の樹と知恵の樹が植えられていました。生命の樹の実は、神に等しき永遠の命を得るとされ、知恵の樹の実は神と等しき善悪の知識を得るとされていました。人間はエデンの園に生る全ての樹の実は食べても良いが、知恵（善悪の知識）の樹の実だけは、ヤハウェ・エロヒムにより食べることを禁じられていました。なぜなら知恵の樹の実を食べると必ず死ぬからです。
善悪の知識というものが、分離意識と我欲を生み出し苦しみとなります。知恵の樹の実を「食べる」というのは、分離意識と我欲に自分が同一化してしまうことを表しています。同一化したことで、自分が何者で何の目的で生かされているのかを忘れてしまうのです。
生命の木の実を食べられなくなった人間は、永遠の命を忘れ去るのです。
また、知恵の樹の実は「食べると必ず死ぬ」と滅びることを伝えています。滅びるものと同一化したことで、自らも滅ぼしてしまいます。

知恵の樹の実、分離意識と我欲の断食と浄化によって、自分が何者かであることを思い出し生命の樹の実を食せるようになります。

エデンの園の最初の人間アダムとエバ、〈アダム（土、人間、形態）とエバ（命）は二人の人間ではなく、二人で一人の統合された人間の象徴〉はエデンの園を耕させ、守るために置かれました。エデンの園（理想郷）を耕すのが人間の役割とすると、人間の性質そのものがエデンの園となります。
エデンの園とは、そもそも「神と等しい永遠の命」を得た、人間が幸福を拡大する空間であったのです。

私たちエデンヒーリングスペースは、自らの体験を通して体得したヒーリングシステムを提供します。

濱野優　厚子