靈氣で最も重要なこと
靈氣ヒーリングで最も重要なことは、アチューンメントとかシンボルよりも、すべての存在に流れている生命エネルギーを知覚し、繋がりを大切にすることです。他者ヒーリング、アチューンメント、三つシンボルは創造の法則を象徴したものです。
空間を含む全ての存在が保有しているエネルギーですから、沈黙の中、思考を働かせずに意識を広げ感じとろうとすれば、言葉に変換できなくても「これか!」と分かるはずです。
自分とその他全ての存在が生命エネルギーとしての同じ価値であり、繋がっている、一つであることを自覚することで靈氣ヒーリングが可能となります。これが、一番基本的なところです。
三位一体
天・人・地、キリスト教の父と子と精霊、インド神話のブラフマー(創造の神)、ヴィシュヌ(維持の神)シヴァ(破壊の神)など世界の形成する要素を三位一体で表しています。
同様に、靈氣ヒーリングも与える者、受け取る者、取り次ぐ者(仲介者)の三位一体の関係で成り立っています。
他者ヒーリングでは、与える者は天、受け取る者は施術を受ける人(ヒーリー)、取り次ぐ者は施術をする者(ヒーラー)です。
アチューンメントでは、授与者は天、受け取る者は受講生、取り次ぐ者はマスターです。
このように、三位一体の構造で完成されます。
セルフヒーリングでは、与える者は天、受け取る者は身体、取り次ぐ者は意識の関係になります。
靈氣エネルギー、身体(肉体、エーテル体、感情体、精神体など)、意識の三位一体構造となります。
肉体、思考、感情と意識が一体となっているので、意識を切り離して三位一体構造が作れるかが、セルフヒーリングのカギとなります。
意識を切り離し、身体を明け渡すことができ、意識が靈氣エネルギーを知覚出来て身体に変化を起こせます。
これは、靈氣エネルギー(生命エネルギー)を取り込むだけのやり方ですが基本です。
エネルギー扱うには注意が必要です。
生命エネルギーは無条件の愛ですから、その人の欲求の全てに活力を与えます。
エネルギーを扱うときにどのような意図、目的で使うかが重要です。
単純に疲労回復を求めてヒーリングを行えば、人格はそのまま、思考パターン、感情のパターン、性格、欲求もそのままで活力が上がります。
例えば、不平不満、愚痴、怒りなどを常に発している人は、それらが習慣的な性格からくる欲求なのでその活力が上がり、欲求の叶う状況が職場や家庭で用意されます。そして、また疲れます。
活力だけを得ようと靈氣ヒーリングをすると、このループから抜けられないのです。これが靈氣ヒーリングに「効果がない」「悪くなった」という人のパターンです。
体調不良や生活でのトラブルは、性格、思考と感情のパターンからくるものがほとんどです。
ですから、靈氣ヒーリングは、今の状態に気づき、社会的観念、固定観念によって抑圧された感情、間違った思考、信念パターン、自己に対する間違った認識を浄化することを意図します。
初期段階では、自分を「変える」という意思が重要となります。
今、もし不安だとして、その状態が欲求だったと受け入れられたら、新たなアイデア、喜びや感謝を創造することを選択すると変化が起こります。