神聖な存在へ!本来の自分を思い出すヒーリング。川崎市にあるレイキヒーリングスクール、エデンヒーリングスペース。


仮想世界


知覚によって生まれる「私」

何かを知覚すると、知覚対象と知覚した「私」というの構図が出来ます。
心、マインドの働きによって、「知覚した私がいるはず」という考えから作られた「仮想の私」です。
「仮想の私」が存在することで個という認識を生みます。「私とあなた」「私とその他」という分離です。
さらに、身体があることで「私」に対するリアリティが強まります。
そうすると、「私」が感じた、受け止めた、と「体験を所有した仮想の私」が中心となり活動します。
しかし身体は知覚対象であり知覚器官です。
マインドによって作られた、この「仮想の私=人格」が織りなす人生が仮想世界というわけです。

肉体の外にあるものに対しては

花を見て「あの花はきれいだ」と思うのも、花に心(マインド)を投影しているので仮想です。
何か食べて「おいしい」も、心(マインド)を投影しているので仮想です。
花がきれいか、どうかは分からないけど共通認識として「花」です。
おそらく花は、ほとんどの人にとって共通認識として「きれい」です。
共通した認識があるということは、情報を共有している、どこかで繋がっているということになります。
また、機能としてのマインド(思考)を共有しているとも言えます。

仮想の私に対して

この仮想世界の中で何をやっているかというと、感情や思考を私のものとします。
すると、感情的には、「私が楽しんでいる」「私が喜んでいる」「私が苦しんでいる」「私が悲しい」とか
また思考では、「私は偉い」「私がばかにされた」などと、「仮想の私」の世界を作ります。
「優れている」「劣っている」もマインドが設定した定義で、その内容も条件によって変わってしまう根拠のない幻、仮想です。
「優れている」「劣っている」の定義をしなかったら、存在するものはすべて同じ価値(平等、対等)となります。
「○○さんは、優れている」、心の投影です。「私は劣っている」これは、仮想の私に心(劣っているという仮想)を投影し、二重に幻を作っています。
この二重構造によって、楽しむ人と苦しむ人がいます。苦しむ人にとっては深刻です。
苦しみもがいている人に、ここで二つの道が出来ます。
1.「仮想の私」を残して、都合の悪いマインドの幻想だけ払いこのまま仮想世界(感情と思考の作り出す世界)生きる。
2.幻想の私とマインドが作り出す幻想を払い、感情と思考を超えた世界を生きる。真実を求めるか。

1.の道はhealth(健康)に向かう部分的なヒーリングで、2.の道はholy(聖なる)whole(全体)に向かうヒーリングです。


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