均衡・バランスの取れた状態について
低位マインドによるバランスとは、相反する性質のエネルギーを対比させ、その量を調整する方法で二極的なやり方です。
それは、低位メンタル体が低位アストラル体を満足させようとすると駆け引きによるバランスの取り方で、何か得したい思いがあります。
陰が多ければ、陰を減らし陽を増やす。逆に陽が多ければ、陽を減らし、陰を増やすなどしてバランスを取ろうとします。
マインド（低位メンタル体）が考え作りだす均衡・バランスは量を基準とし感情（低位アストラル体）を満足させる為の妥協点である。
個人的人格の思想に基づく均衡・バランスです。我欲が満たされる為のバランス点ということです。このバランスが崩れると精神が乱れ体調不良を起こします。この乱れはある意味チャンスで「何かが間違っているよ」というサインです。
個人的人格の思想に基ずく均衡・バランスは、宇宙的、全体的観点からすれば、そもそも均衡など取れていないからすぐに崩れるのです。
宇宙的、全体的な観点からの均衡・バランスとは、思考と感情を超えて慈悲慈愛にある時です。
慈悲慈愛を簡単に言うと「純粋な思いやり」で、この状態のときの行動には駆け引きがなく、戦いがありません。二極的ではない状態であり無条件の愛です。
シンボルやマントラ、コードを用いたヒーリングは、神聖なバランス・慈悲慈愛のエネルギーを土台としたときに可能となります。
自分が日常で使用している身体（肉体とそれ以外の体）をヒーリングする時や他者ヒーリングをする時には、自分が慈悲慈愛の存在となってヒーリングを行います。自分が身体と一体化、もしくは身体と自分を同一視している状態であるときは、慈悲慈愛の象徴である観音や蓮の花、大天使ラファエル、聖母マリア、イエス・キリスト、イシスなどの存在を召喚し経由してヒーリングを行います。
日常的に、慈悲慈愛を象徴するものに意識を合わせておけば、自分が使う身体も慈悲慈愛を反映された者となり行動もそのようになります。