地球上を移動すると地球の一部しか視野に入らないので地球を広く感じるが、地球を旅立ち宇宙から地球を見たとき全体が視野に入ることで小さく見えます。自分の内的世界を探究したときに同じことが起こります。思考と感情の世界で概念と観念を作っているわけですけど、例えば「ラーメンはおいしい」とすると、「ラーメン」概念「おいしい」観念です。
概念に対して観念がついているのがこころの世界（内的世界）です。
「ラーメン」概念「おいしい」「まずい」「好き」「嫌い」など、一つの概念に対して無数の観念が付きます。
概念も複数の概念の集合体です。ラーメンは、「スープ」「麺」「チャーシュー」と言った概念、さらにスープも概念が集まったものです。このような感じで五感から得た情報の集合体として「こころ（精神）」が機能しています。
自分に対するイメージ、人生に対するイメージも同じです。イメージ＝情報（概念と観念）です。
瞑想、内省、内観をしたときに空間（アストラル体やメンタル体）の中で情報をつかむことをやっています。
この空間の中にいる時は、その空間が広く感じます。
しかし、この空間は広いようでも個人的な情報空間で、親や周りの人から刷り込まれたモノで、自分が実際に体験から得た情報は少ないです。この情報を基に生きるので本当は誰（他者）かの人生を生きているが、自分の生き方と信じてしまいます。
この情報空間の外に出たとき、「個人で知っていることなど少ないな」と知っていることの少なさに気づくのです。個人を超えた情報空間に入った状態です。地球から出て宇宙に入り地球を見て「宇宙は広くて知らないことの方が多いぞ」感覚です。
これが、意識がアストラル界、メンタル界を一段階アセンションした状態です。
そうすると、古い考え方を捨て新しい考えのもとに人生を送るようになります。